消費者主権の確立と利益の保護をめざして とよなか消費者協会

消費者主権の確立と利益の保護をめざして

とよなか消費者協会

2023.06.06

団体概要

 とよなか消費者協会は昭和50年に設立し、現在に至るまで、くらしの安全と健康を守り、消費者市民社会の実現に向けて、情報発信・消費者啓発・環境保全・地産地消の推進等の実践活動を続けています。
 これまでの活動に対して、2005年に大阪府「おおさか環境賞 特別奨励賞」、2006年に環境省「環境大臣賞 地域環境保全功労者表彰」、2019年に消費者庁「ベスト消費者サポーター章」を受賞しました。
 また、とよなか市民環境会議では、当初から副会長として関わられるとともに、2016年度には「とよなかエコ市民賞」を受賞しています。

環境の取組み

 とよなか消費者協会では、設立後間もなく、食品トレー過剰使用追放運動を開始しました。食品トレーの過剰使用をなくす運動の一環として取り組んだのが食品容器のリサイクル運動です。当時は店頭での回収を行っている店舗は少なかったため、会員が総出でさまざまな店舗に出向いて、牛乳パック・食品トレー・ペットボトルの回収作業を行いました。その後、多くのスーパー等で回収ボックスが設置されるようになり、現在は会員による回収作業をすべて終了しています。
 日常の活動としては、生活情報センターくらしかんを主な活動拠点とし、くらしかんの登録グループをまとめて生活情報ひろば事業を開催しています。環境に関連する内容としては、牛乳パックや着物・端切れを使った小物作りの講座や、魚屋さんを講師に「魚屋さんが教える魚のさばき方」と題して、自分で魚をさばいて無駄なく使いこなす講座なども企画・実施しています。この他に、くらしかんを会場として実施するリユースバザーや地産地消イベントの取りまとめ役を担っています。

伝えたい想い

 とよなか消費者協会は、消費者問題の研究・学習・調査活動により、消費者主権の確立と利益の保護をめざしてパワフルな活動を続けてこられました。現在は新型コロナウイルス感染症の影響や、メンバーの高齢化で活動を縮小されているそうです。しかし、これまでに取り組んでこられた消費者目線での活動は、私たち消費者みんなが受け継がなければならない大切な視点であり、これまでに取り組んでこられた功績は非常に大きいと感じました。

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