協同組合大阪再生資源業界近代化協議会 豊中支部 サステナビリティの未来を築く!再生資源の集団回収を通じた地域社会への貢献

サステナビリティの未来を築く!再生資源の集団回収を通じた地域社会への貢献

協同組合大阪再生資源業界近代化協議会 豊中支部

2024.03.29

団体概要

 協同組合大阪再生資源業界近代化協議会豊中支部は、地域社会の環境への貢献をめざす協同組合です。1991年の設立以来30年以上にわたり、豊中市内を中心に集団回収の参加団体が集めた新聞・雑誌、古紙、古着、アルミ缶、スチール缶などの再生資源について、回収、処理、リサイクルを促進しています。支部は豊中市内に拠点を置いており、地域社会のニーズに応じた再生資源管理・運用を展開しています。

環境の取組み

豊中支部では、再生資源の回収を通じて、環境保全に取り組んでいます。地域社会と協力し、廃棄物を未来の資源に変えることで、持続可能な未来の礎を築くことにコミットメントしています。
<再生資源の宝庫>
古紙やアルミ缶などは、私たちの日常生活の中で見過ごされがちな資源です。これらの資源はリサイクルすることで、未来へのエネルギーとして蘇る可能性があります。再生資源の回収活動は、これらの資源が廃棄物として終わることなく、再びサイクルに組み込まれることをめざしています。
<地域社会の結びつき>
豊中市民と協力して再生資源を回収することで、地域社会の連帯感も高めています。1つのアルミ缶や古紙が、私たちが住む地域の未来に寄与する一部となります。再生資源の回収活動は、地域全体で環境を考える取り組みでもあります。
<環境へのやさしい未来>
再生資源の回収活動は、地球環境への負荷を軽減し、持続可能な未来を形成する手段となります。再生資源の最終地点を見つめ、それを新たなリサイクルの始まりに変えることで、緑豊かで美しい環境を築いていくことをめざしています。

(参考)集団回収
市内の自治会・婦人会・子ども会・老人会・PTA・管理組合など営利目的でない団体が事前に登録し、 地域で再生資源(新聞、布類、雑誌・雑がみ、ダンボール、紙パック、アルミ缶、スチール缶)を回収するしくみで、回収量に応じた報奨金を受け取ることができる。  
(引用:第3次豊中市環境基本計画(改定)の用語解説)

伝えたい想い

 協同組合大阪再生資源業界近代化協議会豊中支部長の米田さんによると、コロナ禍の影響もあり、老人会や子ども会の活動が低下しているため、集団回収による回収量も減少しているとのことでした。一方で、最近はマンションの管理組合で集団回収に参加するケースが増えているそうです。今後の活動への想いとしては、「市民の皆様ひとりひとりの行動が、未来の環境を守る貴重な一歩です。再生資源のみならず、ゴミの分別はリサイクルの第一歩。私たちの再生資源回収活動は、地域社会とともに環境保全の取り組みを積極的に進めています」と語られていました。 再生資源の回収活動は、廃棄物を未来の資源としてリサイクルするだけではなく、地域活動や地域のコミュニティをつないでいく貴重な取組みだと感じました。

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