豊中市小売商業団体連合会 お客さんや会員が明るく、楽しく、元気になるイベントづくりをめざす

お客さんや会員が明るく、楽しく、元気になるイベントづくりをめざす

豊中市小売商業団体連合会

2024.03.29

団体概要

豊中市小売商業団体連合会(商団連)は、1974年に「ロープライスセール推進会」として行政と商業者で設立しました。その後、組織や事業内容の見直しにより、2007年から現在の名称となり、2010年から豊中市の認定団体として再出発して現在に至っています。加盟団体は、豊中市の市場連合会、酒販組合、豆腐組合、和菓子屋・洋菓子屋・パン屋などによるおやつ宣言のお店、それに個々のお店です。 具体的な活動としては、毎月第3日曜日には豊中稲荷神社で朝市(おいなりさんの第3日曜朝市)を実施するとともに、豊中駅前の七夕まつり、豊中まつり、産業フェア、農業祭、暮らし応援事業などにも参加しています。水飴・スーパーボール・金魚すくいといったこどものコーナー、果物・野菜・肉類・干し物・豆腐・酒類といった連合会会員の厳選した商品の販売を、現場の状況にあわせて対応しています。その他に、パン・料理・お菓子教室などの市民セミナーを定期的に開催し、豊中にマッチした商品開発等も行っています。 また、阪急宝塚線岡町駅から西へ行った宝山町に本部があり、「びーの×マルシェ」という店舗を運営しています。この店舗では、豊中市社会福祉協議会の「びーのびーの」事業と連携し、職業支援をしています。

環境の取組み

環境への取り組みは、取り扱う商品についてと、商品を販売する際に大別されます。 取り扱う商品としては、地産地消により北摂の野菜・果物を販売することで、輸送コストを下げて燃料を節約し、二酸化炭素の排出を抑えています。また、玉ねぎは環境に配慮した淡路島の農林省認定エコファームから仕入れています。 販売する際は、野菜の種類によっては「ざる」からそのまま買い物かごに入れることでレジ袋を使わないようにしています。おやつ類はすべて紙袋にしています。どうしてもレジ袋が必要な際は、土に還るバイオマスのレジ袋を使用しています。

伝えたい想い

副会長の大岩正明さんによると、「商団連のポリシーは市民の方の利益享受。楽しく、安く、イベントなどで明るくなってもらうこと。商団連のイベントでは、お客さんが買い物に来るだけでなく、お店の方としゃべることを目的に来られる方も多い。また、いつもと違うお客さんが来ることで、コミュニケーションも深まり、消費者ニーズも手に入る。『また来るわー』と言って帰ることができる。いろんな人が集まれるような、そんなイベントになっていけばうれしい。そして、会員のお店の売り上げが上がり、元気になり、モチベーションが上がることが目標」とのことでした。昨今、スーパーや飲食店などでセルフレジや、タブレットなどでの注文に戸惑うことも多い中、あらためて対面販売の良さを感じました。

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